HARBSのミルクレープ

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今いちばん私が気に入っているケーキがHARBSのケーキです。
丸ビルに新しく入ったそうで行ってみたら日曜夜は早めの20時閉店で間に合わず
どうしても諦めきれない私はそこから新宿店まで行きました。ケーキのためだけに。
本当はいちごのタルトが食べたかったのだけど、行ったときにはすでに売り切れ。。
これで振られたのは2度目。3度目の正直はいつのことやら。

代わりに買ったミルクレープ。食べるのは2回目だけど、
改めて味わってみると、かなり満足度の高い一品です。
私は本来、クリームとクレープ生地だけのシンプルなミルクレープのほうが
断然好みなのです。でも、このたっぷりフルーツ、なかなか侮れません。
単に「たくさん入れました!」というのではなく、フルーツそれぞれ
しっかり甘みがあります。大体ケーキに入ってるメロンなんて美味しいことないのに
このミルクレープのメロンのジューシーさには、メロン苦手な私も思わず「美味しい!!」
ダンナさんと2人で黙々と平らげてしまった日曜の夜更け。

James Blunt 「Back to Bedlam」

Back to Bedlam Back to Bedlam
James Blunt

Atlantic / Wea 2005-10-04

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久々にツボなアーティストに出会ってしまった。
と言っても、このアルバム自体、2-3年前にすでに日本でも大ヒットしていたよう。
(私も名前とジャケットに見覚えはあった)
私がここ数年全くと言っていいほどミュージックシーンからかけ離れた生活を
送っているというのもあり、最近の音楽には洋楽に限らずとても疎いのですが。

今更っていうのもあるけど、やはり良いものは良いです。
偶々なんとなく図書館のCDコーナーで手に取ったのが運命の出会い。
家でかけて1曲目から耳が惹きつけられた。アルバム全ての楽曲を
ながら聴きではなく身体と耳を傾けて聴いたのは本当に久々。

とてもシンプルな楽曲たち。なんといっても声が素敵。
メランコリーで聴いているだけで気持ちに粉雪が降り積もるような。

しばらく手放せない1枚となりそう。

ICE

春になるとつい口ずさみたくなる歌。いろいろあるけど、
ICEと出会ってもう10年以上になります。

昨年12月18日にICEギターリストの宮内さんが亡くなったことを
知ったのは、今年に入ってからだったと思います。

ICEのほとんどの楽曲を作られていた宮内さん。
ヴォーカルの国岡さんの甘くセクシーな歌声と情感溢れる宮内さんのギターが好きでした。
私の高校・大学生時代はICEと共にあった。今もipodには初期の名曲の数々が入っています。Slow love、moonchild、get on the flor、getdown×3、kosmic blue、love makes me run・・・
中でも、この季節になると「Slowlove」のあのふわふわした感じに包まれたくなります。

ICE PV [Slow love]

久々にICEのblogが国岡さんによって更新されていました。

「あれから4ヶ月がたちました。
色々なかたちで励まして下さったみなさん、本当にありがとうございました。
まだここを更新をすることは難しいですが、でも時間はかかると思うけど、必ず歌いますので。
いつも待たせてばかりでごめんなさい、でも待っていて下さい。」

国岡さんの歌声を再び聴くことが出来るまで、これからもずっとICEを聴き続けます。

「30年を2時間半で・・~06年バージョン~」 森山良子

B000I0QN58 30年を2時間半で・・・
森山良子
Dreamusic 2006-10-18

by G-Tools

最近の数少ない好きなテレビ時間がNHK「SONGS」。
毎回一人のアーティストを取り上げ、ゆったりじっくり聴かせてくれます

今週は森山良子さん。森山さんといえば「涙そうそう」、
ベテラン・フォークソング・芸歴長い、、、という認識しかなかった私。
あ、あとは森山直太朗さんのお母さん。

ところがところが。
すっかりやられてしまいました

30年を2時間半で・・・」という一風変わったタイトルは楽曲名。
全9分、ジャズをバックに半分以上をセリフが占めます。お芝居?歌??

出だしからその世界に引き込まれ、2分ぐらいたったあたりで急にこみあげてくるものが・・・
そこから泣きっぱなしでした。

内容は昔恋人同士だった2人が30年ぶりに出会い、共に過ごす2時間半を綴ったもの。
50代であろうその女性の気持ちの表現がね、とてもとっても良いんです!!
50代どころかやっとこ生きて30年の自分なのに
なんだかとても共感できる。

50代以上の人に共感を呼ぶのはもちろんですが、
もっと下の世代でも、ぐっとくるんじゃないかなぁ。
気になられた方はぜひぜひ再放送をご覧ください
NHK「SONGS」http://www.nhk.or.jp/songs/
またはこちらでもライブ映像が見れますよ

そして、私は楽曲もさることながら森山良子さんの力量に改めて感激しました。圧巻!
自ら「問題作です」と紹介してたけど、”表現者”としての真髄をまざまざと見せられた感じ。
すごいっすよ、もう本当に!!!

私もこんな風に潔く年を重ねたい! またお手本の先輩を見つけました☆
(黒ジャケ・タイトスカートにロングブーツというスクールガールっぽい格好も素敵でした)

追記:オフィシャルサイトでプロフ見たら今年60歳だそう。 素晴らしい!

「窓の日」 矢野絢子 

B000AU1N9M 窓の日
矢野絢子
ユニバーサル シグマ 2005-10-12

高知から、光の届け物。

アルバムを構成する曲の一つ一つが
枯葉の木漏れ日であったり、
降り積もった雪に反射する光であったり。

時に痛いほどの真っ直ぐさや、全てを包み込むような柔らかさ。

楽曲とインストによる一連の抒情詩は、
秋冬の冷たさに心身どっぷり浸かりたい派の私にとって
この冬欠かせない作品です。

「二つのプレゼント」はその歌詞の衝撃さ、痛さに毎回息を潜めて聴き入ってしまう。
コトバを一言一句聞き逃さぬように。

『今宵も、うたかた探し』 ジムノペディ

久々に”ガツン”と来ました。

昭和歌謡テイストにJazzyな雰囲気がプラスされて
極上サウンド。懐かしくて、新しい。

艶っぽいヴォーカルとクールなサックス、
ピアノ連打の絶妙コンビネーション。
もう、たまりません。

ウタカタ
ヒメゴト花火

この2曲だけでも1日5回は聴きたいくらい。
特に今朝のような小雨降りしきるけだるい朝には。

今宵も、うたかた探し 今宵も、うたかた探し
ジムノペディ

メガフォースコーポレーション 2004-03-10

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