初めての人形浄瑠璃

和コン会5月の企画で国立劇場にて人形浄瑠璃を観劇。

今回の演目「義経千本桜」「生写朝顔話」2作品で延べ4時間半の上映!(途中休憩30分)。
映画2本立てだって最近見ないですもんね、えらいボリュームです。

しかも言葉が!独特の言い回し、果たしてストーリーについていけるのだろうか・・
という不安、ありましたありました。
けれど最強の味方がちゃんとスタンバイ。
「イヤホンガイド」のおかげで、物語を楽しむことが出来るようになっていました。
ちゃんと初心者への気配りがあるんですねぇ^^

人形たちの指先にまで伝わる”生きている”感といい、義太夫の語り、
特に恋焦がれる女を演ずる太夫の度迫力の演技っぷりといい、まさしくプロのなせる業。

ピンと張り詰めた空間の中で展開されるドラマ、大どんでん返し・・・めくるめく心地。

初めて足を踏み入れた人形浄瑠璃の世界。
思っていたより敷居は低く、けれども奥深く。

舞台全体の絵画のような美しさにみとれ、どっぷりつかった4時間。
あの異空間はちょっとクセになるかも。



[写真]パンフと。和コン会の「和モノ身につけ」規則で今回はスカーフ代わりになんと手ぬぐいをつけてみました。。