古代へ逃避行してきます。

明日、奈良へ行ってきます。

今日の夕方、新幹線で大阪に入り
土曜日に奈良をてくてく歩いてきます。
(盆地だから連日気温30℃越えなのがちとコワイけど)

中高の修学旅行以来の奈良。

10代の頃、大仏さんを見てもそのデカさに驚くばかりで
それ以外の印象ってあんまりなかったり。
でも、今回は大仏様の微笑に癒されたい・そのオーラに触れたいと、
どこかで思っている自分がいます。
(私ってばそんなに疲れてるのだろーか。)

本来の目的は、結婚した友人に、結婚祝い品を
直接渡しにいくため。高校時代仲良しメンバーを代表して。

古代の面影残す土地で、3年ぶりに友人と再会です。
彼女に案内してもらっての奈良散策つき。
 
学校の課題残ってるけど・・・煮詰まった時ほど一旦離れてみる。これ結構効きます(自分の場合)。

というわけで、プチ逃避行へいってきます。

「私は人魚の歌を聞いた」

というカナダの映画をビデオでみた。

「自分の才能と戦うこと知ってしまった女たち」の映画。

どんな人にでも自己顕示欲とか自己表現欲はある。
クリエイティブなものにその表現欲を見出してしまった人たちは、
自分の才能とどうやって折り合いをつけていくのだろう。
限界を感じたら?
それでもやむ事のない「表現したい」という欲求と戦い続けなければならない?

見終わった後、つらつらとそんなことを考えた。

これって老化現象?!

会社の同期と仕事が終わった後雑談してて
ふと気がついた。

「難しいよねぇ」
「それって難しいよねぇ」
「うーん、難しいよねぇ」

”難しい”って言葉ばっかり使ってますがな!

現状を変えるのはなかなか厳しいよね、
という意味で主に使ってたような気がするけど、

おそらく2時間くらいの雑談で10回以上
使ってしまった。

思考の停止?脳の老化現象?!

気をつけなくちゃ。。

スロヴァキアに行ってきたのです。

気づけば1ヶ月以上更新滞ってるけど-.-;;

仕事でスロヴァキアに行ってました。
5/8-14の1週間ほど取材・撮影で。
帰国後時差ぼけを直す余裕もなく1週間で作品制作。
ホント寿命が5年は縮むスケジュールでした。。

とはいえ、私にとって初のヨーロッパ。
スロヴァキアは日本の四国地方ほどの大きさ。
1週間でほぼ時計回りにぐるりと周遊しました。
仕事としてはとても過酷だったけど、
いった土地土地の風景や文化に励まされて
なんとか勤めることができました。

今回作ったビデオは今日来日するスロヴァキア首相を経由して
小泉首相・天皇陛下に渡るらしい(と大使館からは聞いてるのですが)
実際に見てもらえるかはわからないけど、見た人に
少しでもスロヴァキアの空気に触れてもらえれば幸い。

「ビューティフル・デイズ」

原題:Ada apa dengan cinta?

インドネシアに詳しい人ならご存知(そうでなければほとんど知らないでしょうが)の大ヒット映画がついに日本上陸!
ということで先々月にもお知らせしてましたが、やっとこさ見に行ってきました。

約3年ぶりに見たけど、前回ヒアリングだけで全くわからなかったセリフ(特に主人公チンタと女友達とのおしゃべり)がわかり、重要なシーンの落としどころもやっと完全に理解できて(今までなーんとなくでわかったつもりになってた^^;)
スッキリしたというのが第一の感想。

あとはやっぱり音楽がいいなぁ~mellyの曲はなんでこうちゃんと
ツボをおさえてるのかしらと感心することしきり。

舞台がジャカルタなせいもあって、知ってる通りや建物も出てきて
それだけでインドネシアのにおいを感じて懐かしかった^^

タイトルに書いたとおり話はいたってシンプル。
一緒に見に行った人が「ビバヒルそっくり」と言っててものすごく納得。

現代のインドネシア入門編としてはかなりオススメです。特にインドネシア=バリな人には。

癒されたいなら ブルーマロウティ

今日は仕事でツライことが続いて本当にきつかったです。
帰りに寄ったジョナサンで、珍しくハーブティをオーダー。
効能に”鎮静効果”とあったのに惹かれて。
すこしでも気分を和らげたくて。
「ブルーマロウティ」というそのお茶は、
なんとも目にも楽しいものでした。

ティーカップとポット、それにドライフラワーらしきもの少々とレモンスライス少々が運ばれてきました。

ドライフラワーをカップに入れ、ハーブティを注ぐと
見る見るお茶が青色に!
そして、そこへレモンを入れると、今度は見る見るその青色が消えて
赤くなり、最後はうすーいピンク色に(最初の写真)。

2度の変化がなんとも楽しい。
けれどもそれだけではなかったのです。
このお茶、なんといっても香りがいい♪
とりわけハーブ好きでもないのだけど、このお茶の香りはいつまでも嗅いでいたくなる魅力がありました。
心身ともに癒されます。
前に嗅いだことのあるような懐かしさも感じました。
多分バリ島でだった気がするのだけど・・・。

味も香りの柔らかさ同様、ほんわかとしていて
とっても気に入りました。気が滅入ったときほど効果絶大とみた!
オススメです^^

文化庁 メディア芸術祭は行くべし。

いやー楽しいのなんの。
しょうじきこんなに楽しめると思ってなかった。期待以上。
今回が初めて行ったからなおさら興奮したというのはあるけど。

いくつか特に印象に残ったものをば。

GLOBAL BEARING(グローバル ベアリング) [写真右]
足元にある棒を地面に対してグルグルと動かすと目の前のスクリーンが
地球の裏側を指し示す。つまり自分の足元が地球のどこにつながっているのかを
感覚的に示してくれるというなんとも不思議なインスタレーション。
まさしく理系の人が生み出したアートだなと思う。

そうそうNHKのデジスタ で以前見たとき、やっぱりイチバン強烈に印象に残りました。

Z reactor
ちょっと見ただけじゃ私にはこの作品の本質(伝えたいこと)が充分理解できなかったけど、
だからこそじっくり見たい、と思わされた作品。静止画の連続で映像を作る、ということが
生み出す現象・magic。確かに興味あります。

YKK AP REVOLUTION
CFだけどアート。完成度の高さにしびれました。

ACIDMAN short film
圧倒的な躍動感に素通りできずしばし見入ってしまいました。ものすごーく力強い。
怖さすら感じました。ウェブサイトだと動画でお見せできなくて残念!

・「サワッディー、タイランド 一冊の本とボクの旅」
こちらはウェブサイトの作品→ほんものはここをクリック
おもちゃ箱を開けたような楽しさと、旅の匂いが一杯詰まったとにかくワクワクする作品。
政府観光庁のサイトとしってまたビックリ!官庁系でももっとこういう”もてなしの心”が
感じられるサイトが増えたら楽しいのにと思います。

view rise
学生CGコンテストの受賞作品。実は個人的にはイチバン気に入った。
発想もさることながら、紙のプロペラとかプロジェクターとか使っているものそのものは
特別新しいものでもなく、技術的におぉ!というものでもない。
けれど、寝転んで見るという発想が「気持ちいい」し、
紙のプロペラに段差をつけて映像を投影することで生まれる
遠近・立体感がとってもユニーク!
自分の部屋にあったらいいなと真剣に思いました。

1時間ほどでもお腹一杯になれるくらいの充実ぶり。
また私にとって新たな発見は、「私はインタラクティブ性のあるものに惹かれる傾向がある」
ということ。単に映像だけより、そこにこちらからのアクションが介在できる何かがあると、
ワクワク度が飛躍的にアップします。
(だからview riseのような作品には感激してしまうのかも)

恵比寿なんて職場からすぐ近く。今まで行っていなかったことが今更ながら悔やまれる。
来年も楽しみ!

大江戸温泉でしばしトリップ。

仕事を終えた後、出張で東京に来ていた母と渋谷で合流。
大江戸温泉物語(http://www.ooedoonsen.jp/)へ。

渋谷から最寄り駅まで20分弱。そこからバスで10分程度。
19時過ぎ発のバスに乗ってお台場の夜景を見ながら温泉に向う
というのは、ほんの1時間前には会社でPCにらめっこしていたとは
思えないほど状況が違っていて、ワクワクしてくる。

大江戸は2回目だけど、韓国人観光客の激増ぶりに驚いた。
バスでも脱衣所でも韓国語を耳にし、Can you speak Korean?
と従業員に尋ねるオモニを目にした。あちらのガイドブックにでも
載ってるんだろうか?

ここの大浴場はとにかく広いので、この混む時間帯でもさほど煩わしさは感じず。
露天の五右衛門風呂に浸かって夜空を見上げると、星とまあるい月が見えた。至福の時。OnMouseOver=”this.style.cursor=’hand'”/>湯から上がると広場ではショーが始まっていて若旦那がサックス演奏をしていた。
写真のとおり桜の木で覆われた広場に浴衣を着た人たちが集まり寛いでる様子は
ちょっとした異次元空間ってかんじで気持ちが良かった。
私と母もそれぞれサワーとおつまみで一杯。ほろ酔い加減になったら仮眠室で
1時間ほど休んで、バスの最終便に乗ってホテルへ。

有明ベイワシントンホテルに予約を入れておいたのだ。バスが大江戸とここを結んでるので
アクセスも楽チン。16階の部屋からはお台場の夜景が見下ろせて、息をのむ美しさだった。
部屋の明かりを消してしばし見とれていた。気持ちもスッとして、疲れも癒されます。
平日の小トリップ、かなりオススメ。

本屋でいきなり。

会社帰り、まっすぐ帰る気にならず本屋に寄った。
渋谷のBook 1stは会社から駅への通り道にある。

いつもは大体ビジネス書・WEB系書籍売り場あたりをうろつくのだけど
今日はなんとなーく地下へ。ふと以前知人が占ってくれたマヤ暦の本が気になって
占い本のコーナーへ。棚に視線を左から右へと動かしていると、
横に立っていた女性がいきなり

「なにか良い占い、ありましたか?」
と聞いてきた。 “本屋でいきなり。” の続きを読む

「暗い日曜日」

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以前からずっと気になっていたドイツ映画
「暗い日曜日」をスカパーで見た。

久々に2時間引き込まれる物語。
美しくも儚く、悲しさと痛快さと。
見ながら色んな感情がこみ上げてくる。
この表題曲同様、見終わった後なんともいえない
不思議な余韻が残る作品。決して嫌なものではなく、
いつまでも浸っていたいような、身を包み込まれていたいような。

あと特筆すべきは舞台となるブタペストの街の美しさ。
もうひとつの主役がこの街だとさえ言える。
一度訪れてみたいと思った。