チェコとスロヴァキアの版画展 in 神保町


これは一昨日のこと。

小雨降る3連休の初日、神保町まで。
お目当ては、ギャラリー福果で開かれている
チェコとスロヴァキアの版画展。

最近スロヴァキアを中心とした中欧の文化・アートに興味があって
少しずつ調べてるのだけど、スロヴァキアの版画家
ドゥシャン・カーライの原画が見られるという滅多にないチャンス。

ギャラリーは6畳強のこじんまりとしたスペース。
カーライのものが数点と、その他2人の版画家の作品も展示。

作品はポストカード程度の大きさのものも多く、そばに近づいてまじまじと見てしまいます。
この緻密な描写・・・制作風景を想像するだけで気が遠くなります。

カーライといえば、絵本の挿絵でも有名だそうで
販売されていた「不思議の国のアリス」の英訳本は、 私もかなり欲しくなってしまいました。。
5000円という高値でも、多分あの時私の荷物が軽ければ買っていたことでしょう。

展示でイチバン気に入ったのは、カタリナ・ヴァヴロヴァー
モノクロで勝負のカーライとは異なり、
作品のポイントに必ず赤を色付けするのがこの人の作風のよう。
弱すぎず、どぎつくもない、ほどよいヴィヴィッドさが妙に心惹かれました。

※ 写真はドゥシャン・カーライ/レディング監獄囚の唄(オスカー・ワイルド)

都心で青空満喫。

毎月1日は都民の日。
映画がオール1000円になるのは割りと知られた話。
というわけで、新宿の映画館で遅ればせながら
「容疑者 室井慎次」を観ました。

その後、せっかくの気持ちよい秋晴れ、
青空や太陽の光を思い切り感じたいなと思って
目黒の東京都庭園美術館へ。

言ってみたら「今日は都民の日なので入園無料です」と。
ラッキー。

園内は緑あふれて、ここが都心であることが
不思議に感じられるくらい。
次の予定まで時間があまりなかったので展覧会はパスして
庭園の満喫に集中。

青青とした芝生の上に寝転んだら、雲ひとつない青空とご対面です。
なんでもないことなのに、すごく特別で贅沢なことのように感じられました。
何時間でもこうしていられそう・・・と思ってしまうくらいの
気持ちよさ。 休日なのに人もそれほどいなくて、意外な穴場かも。
今度は併設カフェでのランチが楽しみ☆

30分で世界一周を。


「旅行博」を見学するため、東京ビックサイトに行ってきました。

会場の熱気たるやもう!雨降りナンのその!
世界各国のブースをまわればワタシもその土地へワープ。

ゼミのメンバーとまず中欧ブースにてハンガリーワイン&フォアグラのパテを堪能。

その後、30分のフリータイムで
ひとり世界一周に挑戦!

ミクロネシア諸島のダンスを観て、
中国の胡弓演奏を堪能、
韓国の乾流ブーム色濃いブースを見学、
台湾で現地のお茶を試飲、
タイではマッサージ実演(とってもやってもらいたかったけど列が・・)、
インドネシアではバティックの手書き実演の見学、
パプアニューギニアでコーヒーをゲット、
グアテマラではものすごいきっつーいお酒をグビッと。
ニュージーランドではマオリ族(だと思う)のライブパフォーマンス。

・・こう書いてみるとやっぱりアジア中心だった…orz

とはいえ、とりあえずパンフだけでも・・と
フィンランド・ロシア・トルコ・アイルランド・スロヴェニア・クロアチア
あたりはゲットしてきました。写真眺めるだけでも
ため息もんです。

旅行いきたーーーーーい!!!!!!

一番印象に残ったのは意外にニュージーランドのパフォーマンスでした。
マオリ族の歌、めちゃよかった。。
”ニュージーランド=羊と大自然の国”なんて
ヒンソな私のイメージを壊してくれたマオリの歌声。
「クジラの島の少女」の世界なんだろうなぁ。

やっぱり、ある国に「行きたい!」って思えるような
魅力をダイレクトに伝えるものって、
「その土地の文化」なのだ。特に「旅行博」のような
イベント会場で、アピールするにはやはり
「食文化」と「音楽・踊り」なのですよ。

なんてことを話しつつ、エチオピア料理を食べて。(かなり美味!)

その後、学校で中欧歴史&文化講座を受け、
授業後にはドイツ料理のレストランで
ビール&ドイツ料理(ソーセージやらザワークラフトやらアイスバインやら)
をたっぷり堪能。

足元ふらふらになりつつ家路に着けば、
これまたラオスにいる友人からメッセージが。

1日でこれだけ”世界”を味わったの、はじめてかも。。
明日は1日ドメスティックに過ごします。

研修で愛知万博へ。

昨晩あまりの疲れで書いてる途中で撃沈・・・。
これは昨日の日記です。
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会社の研修で行ってきました、「愛・地球博」。
一応周りの行ったことある人に色々聞いてはいたので
それなりの覚悟はしていましたが・・

人多すぎです(泣) 犬も歩けば人に当たるっていうくらい。

「企業館は180分待ち」とマイミク はるそんさんの日記にも
ありましたが、私が見たいと思ってた日立館は
ぬぁんと7時間待ち!!!!!!!
しかも並ぶのにも規定が厳しくて、見学希望者は全員(代表者のみなどはNG)
ずっと並ばなくてはいけないとか。
はるばる東京から3時間以上かけてやってきて7時間並んで過ごすなんて!と泣く泣くパス。

結局私たちは、6時26分東京駅発新幹線でいって、現地についたのが10時頃だったので、
その時点でアウトなのですね(涙)でも会社の団体研修なので仕方なし。。

今回の研修の目的は「最新の映像機器・システムを用いたプレゼンテーションの手法などを見てくること」。
ウチの会社が一部携わったサウジアラビア館の円形シアターを
筆頭に、他比較的短い並び時間で入れる外国館を中心に
まわってきました。それでもスペインやフランスなど
日本人になじみが深いところはトーゼン人気もあるらしく
60分待ちとかざら。

●行ったところ:
サウジアラビア館、オランダ館、ブルガリア館、
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ館、サツキとメイの家、
グローバルハウス(スーパーハイビジョンシアター&マンモス・ラボ)

●感想
猫も杓子も映像コンテンツ。企業館だけでなく、外国館にも
その傾向は見られたかも。そのわりにつまんないもの多しだけど、オランダ館のプロモーションビデオは仕掛けと映像の相乗効果でなかなか良かった。

あと外国館の外観は各国趣向を凝らして、見てるだけで楽しい。
中の展示が伴えばもっと良いのだけど・・。

食事は自分でお弁当持ってくのがベスト!とにかくどこも混んでて、座って食べられるレストランorフードコート探すだけで1時間半かかりましたよ。。高いしね。。

「自費で行かなくて良かった」
と思わずにはいられない万博でした。。

●写真
サウジアラビア館の円形シアター

『佐藤雅彦研究室展』最終日。

日曜日に出かけたらギャラリーが休み。
リベンジが最終日になってしまいました。

終業とほぼ同時にダッシュで駅へ。銀座に着いたのは
ギャラリー閉館時間の30分前。

とーぜんのごとくの大盛況。地下の映像上映など
入り口が人であふれかえってました。
汗だくになりながらも「10本アニメ」や研究室メンバーの
作品を暗がりの中で鑑賞。

イチバンおぉ!!となったのは「任意の点P」。
写真にあるとおり2つの穴を覗き込むと
頭の中で立体画が浮かび上がってくる。
私の場合、覗いて最初の3秒くらい「???」なのだけど
やがて鮮明な立体が!!

擬似立体ってこれまでもいろんなところで見てきたけど
”新たな世界が広がる”という意味で
これがイチバンかもしれない。

展示パネルをじっくり読める時間がなかったのが残念。
たまたま先日本屋でゲットした「広告批評」の
佐藤雅彦研究室特集を電車で読んで復習代わりとしました。

佐藤研究室が「”考え方”を考える」ところなのであれば、
今回の展示でワタシは「モノの捉え方」を
考えさせられることしきりでした。

満足満足。

仙台といえば パートⅡ

笹かまぼこ。
誰もが知ってる、そして牛タンよりは若干ありがたみが
薄れがちな(?)仙台名物の笹かまぼこ。

ところが今回、仙台の商店街にて見つけた笹かまぼこは
ちと違う!
阿部蒲鉾の一番町通り店でしか食べられない
その名も「番町揚げ」。

揚げたてあつあつの蒲鉾は、
衣サクッ!
中からチーズがとろ~り!

由々しき店構えのなかで、お茶と共にこんなに
美味しいものが味わえて1本100円とは
良心的すぎです。

仙台に行ったらぜひチェックしてみましょ♪

(あまりのウマさに忘れられず、連れは仙台駅の土産ショップ
でも置いてあるか聞いて回っていた。でも残念ながら
番町通り店にしか置いてないとのコト。)

仙台といえば

牛タン。



先週末、仙台に行ってきました。
地震の影響もさることながら、気になっていたのは
「牛タンが食べられるだろうか」
ということ。
昨今の牛タン価格高騰で、普通の店では食べられないと
仙台出身の人から聞いていたので。

でもあんずることはなし。
確かに店によって夜のみ営業、ランチでも味噌タン中心、
塩タンはこれまでの1.5倍の値段など制約はありましたが
旅人が手を出せないほどの値段ではありません。

写真は「利久」の牛タン定食。味噌タンと塩タンのMIXなので
手頃価格1,100円なり。

ウマー(^0^)

古都散歩~奈良

先週末、奈良へ行ってきました。
午前中、ひとりでてくてくと。
春日大社から奈良公園を抜けて若草山(残念ながら閉山中だった)、二月堂の境内から
奈良市街を眺め、裏参道を通って東大寺へ。

30℃越えの暑さがじわじわじっとりと、カラダを疲労させます。
曇ってるからまだ平気でしょ、と思ってたら甘かった。
東大寺に着く頃にはヘロヘロ、熱射病気味でダウンしてしまいました。
新しい靴なんぞで行ってしまって靴擦れもあって、かなりイタイ観光でした。

とはいえ、精神的にはかなりまったり、ほっこりとできました。
渋みがあって滋味深いというか。ほどよく寂れた雰囲気に、ささくれだっていた私の気持ちも
静まっていくのが感じとれました。

写真は春日大社の本殿。
朱色があざやか。でも京都ほど赤っぽくなく、なんとなく「柿の色」をイメージさせます。
(昨晩、柿の葉寿司を食べたから??)

古代へ逃避行してきます。

明日、奈良へ行ってきます。

今日の夕方、新幹線で大阪に入り
土曜日に奈良をてくてく歩いてきます。
(盆地だから連日気温30℃越えなのがちとコワイけど)

中高の修学旅行以来の奈良。

10代の頃、大仏さんを見てもそのデカさに驚くばかりで
それ以外の印象ってあんまりなかったり。
でも、今回は大仏様の微笑に癒されたい・そのオーラに触れたいと、
どこかで思っている自分がいます。
(私ってばそんなに疲れてるのだろーか。)

本来の目的は、結婚した友人に、結婚祝い品を
直接渡しにいくため。高校時代仲良しメンバーを代表して。

古代の面影残す土地で、3年ぶりに友人と再会です。
彼女に案内してもらっての奈良散策つき。
 
学校の課題残ってるけど・・・煮詰まった時ほど一旦離れてみる。これ結構効きます(自分の場合)。

というわけで、プチ逃避行へいってきます。

スロヴァキアに行ってきたのです。

気づけば1ヶ月以上更新滞ってるけど-.-;;

仕事でスロヴァキアに行ってました。
5/8-14の1週間ほど取材・撮影で。
帰国後時差ぼけを直す余裕もなく1週間で作品制作。
ホント寿命が5年は縮むスケジュールでした。。

とはいえ、私にとって初のヨーロッパ。
スロヴァキアは日本の四国地方ほどの大きさ。
1週間でほぼ時計回りにぐるりと周遊しました。
仕事としてはとても過酷だったけど、
いった土地土地の風景や文化に励まされて
なんとか勤めることができました。

今回作ったビデオは今日来日するスロヴァキア首相を経由して
小泉首相・天皇陛下に渡るらしい(と大使館からは聞いてるのですが)
実際に見てもらえるかはわからないけど、見た人に
少しでもスロヴァキアの空気に触れてもらえれば幸い。