夜遅く帰宅してでも食べたいごはん

料理はそこそこ好きだけど得意かどうかは疑問。
でも料理本を読むのは大好き。読んだだけで料理した気になってることもあるような(汗)
仕事が立て込んでたり残業疲れでヘトヘトだったりすると
もう帰ってから包丁持ったりなんてとてもとても・・ということもあります。
そんなとき読んだ↓は目から鱗の一冊でした。

23時帰宅でつくる健康ごはん
23時帰宅でつくる健康ごはん 若林 理砂

おすすめ平均
starsこんなレシピ本欲しかった!
stars気軽に作れる健康ごはん

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「遅くに帰って作るご飯は、ごくごく簡単でありあわせのものでよいんだよ」
分量も適当で大丈夫。自分の身体の声に耳を澄ませてあげて。
載っているレシピも計量スプーンではなくティースプーンを使っていなかったりと、
著者の読者に寄り添うような優しい目線が全体的に感じられます。
鍼灸の先生でもある著者もまた仕事に忙しい日々を過ごしている女性だからなのでしょう。
つい時間がなかったりすると「料理すること」に対して
悲壮感や義務感を抱いてしまいそうになるけど
(自分はどうでもよくても夫の分は作らなきゃいけない、とか)
もっともっと手を抜いて気を楽にして、最低限押さえるところだけ押さえて
(例えば調味料は添加物のないものをなるべく使う)

無理なく続けていくことが大切なんだなぁと
読んでいてしみじみ感じたのでした。

驚いた!もうひとつの「情熱大陸」に

私のブログ記事の一部が載っている。
・・・ていうか、朗読されてる!
先日書いた文章が紹介されていました。

えー、かなり恥ずかしいのですが
ネットの恥は掻き捨て(?)、とりあえず載せます。

[情熱大陸+P: 夢見て歩む]2008年4月12日
http://jounetsu.cocolog-nifty.com/plusp/2008/04/post_f152.html

日記代わりに書いてる当ブログのアクセスがある日急激に増えてたので
リンク元をみたら、jounetsu.cocolog-nifty.comとあり
たどってみたら↑にたどり着きました。

・・このようなコーナーがあることを初めて知りました。。。orz

とはいえ、プロのナレーターの方に自分の綴った言葉を
読んでもらったのは初めて(当たり前)なので、
凄く不思議な感覚でした。。。
あれは勢いで書いちゃったような文章だったので
なんだか申し訳ないような気も。。。
(と言いつつ、記念にとしっかりMP3ダウンロードしたワタシ^^;)

でもこうしてまた私自身書いたもの・そのときの思いを
改めて思い返すことが出来て良かったです。

このコラム(を書かれてる方)が言うように
大切なのは「その気持ちを持ち続けられるかどうか」だと
私も思うから。

春の訪れ。

数年ぶりに留学時代の友人との再会。
彼女の家に向かう途中に見つけた
白木蓮の木。

うーん、よいなぁ。

子供この頃住んでいた家の庭にも木蓮がありました。
あの頃より今の方がずっと好きだなぁ。
シックな佇まいに気品すら感じます。

---------

ここ数日久々の友達にたくさん再会できて、気力も充電できたようです。
私も頑張るぞ!とやる気ムクムク

山口絵理子さんのこと。(TV「情熱大陸」を観て)

昨晩何気なくテレビをつけたら「情熱大陸」が始まったところだった。

テレビから映し出されるそこはバングラデッシュ。
「あれ、延長でまだうるるんやってるのかな」と思ったのもつかの間、
今回の主人公 バッグデザイナー 山口絵理子さんが生産の拠点としている場所だった。

最初はふむふむ、すごいなー、こんなところでビジネスを立ち上げた人がいるんだー
と感心しながら観ていた。
途中で愕然とした。
山口さんが私よりいくつも年下だったから。なんと26歳。

容姿だって華奢な色白の可愛らしい女性だ。
学生といっても十分通用すると思う。
でも山口さんを映し出す映像からひしひしと伝わるのは、
彼女のバングラデッシュでのビジネスに対する熱意だった。
経済的に自立することでこの国は変わるはず、という思い。

初めはひとりで工場にデッサン片手に乗り込んだという。
それから数年、ブランドを立ち上げ現在も日本とバングラデッシュで奮闘中。
何度も泣いたという。ひどい目にだって嫌というほど遭っているはずだ。
つい自分の留学時代の頃を照らし合わせてしまう。お気楽な学生身分だった私とは
到底比べ物にはならない。それでも日本で当たり前のことが
別の地では全くまかり通らないことに対するショックや憤り、人道的におかしいと
憤慨してみても郷に入っては郷に従えとばかりに現実が存在するということ。
きっと何度も何度も嫌気がさしたり凹んだこともあったと思うのだ。

それでも、挫けても倒れてもまた立ち上がって前へ、歩き続けてきた山口さん。
彼女の横顔や後姿にしなやかな強さを感じて、
そして、観終わった後もしばらく頭がボーっとしていた。
ガツンと後ろから殴られたようだった。

日々のささいなこと、それも自分に対することばかりに意識がいきがちだったことに
気づかされた。もっと、もっとすべきことはあるし、考えるべきことも知るべきこともある。
いや、「べき」というのも少し違うかもしれない。
私ももっとやりたい、・・・・けど何を??

職場で、帰り道の表参道の交差点で、立ち止まってはみたけれど
そう簡単に答えは出ないかもしれない。
山口さんのように熱意と行動力、そして何より倒れてもまた立ち上がって歩み続ける強さを
私は持てるのかもわからない。
でもこれだけは言える。少なくともこの番組を観て山口絵理子さんを知ることが出来たことは
私にとって影響が大きかったということ。今すぐではなくても目に見えなくても、
きっと私だけでなく多くの人に影響を与えているのだということ。

彼女のような哲学を持って、世界の人とつながることが出来たら。
それは夢のようなことで果てしないこと、でも夢見て歩む価値があると思う。

情熱大陸バックナンバー

【3/28追記】
フジサンケイ・大和證券グループ  女性起業家支援プロジェクト2007で最優秀賞を受賞

【4/23訂正とお詫び】
山口絵理子さんのお名前を絵里子さんと表記していました。
訂正してお詫び申し上げます。(上の記事は訂正しています)

夏の終わりに。

友人の誘いで、近所の盆踊りに出かけてきました。

地元の子供たちがたくさん。おじさんやおばさんもたくさん。
老若男女が一同に集まる場に居合わせることが
そういえば最近まったくなかったなーとぼんやり思ったり。

スピーカーから流れる大音量の盆踊りの歌。やぐらの上から響く太鼓の音。
円になって皆で踊る。その円が時間の経つのと共に広がり大きくなって。

やっぱり日本の夏はこれです。

私も友人に手を引かれて円に入って踊ってみました。
半周もすれば振りも覚えます。簡単だからこその盆踊り。
でもこうやって踊ったのって、もう20年ぶり!?とかですよ。
上京して生まれ育ったところから離れると、縁遠くなってしまうものなんだなーと気づかされました。

踊っているときの無心な状態もなかなかです。
慣れない下駄でいってしまったがため紐ずれしてあまり踊れなかったけど、
また来年、機会があれば踊りたいなぁ。

夏の終わりに素敵な思い出を作ってくれた友人に感謝。

雨の日はテレサ・テン

B00005FOTJ スーパーセレクション
テレサ・テン
ニュートーラス 1995-06-07

先々週放送していた「テレサ・テン物語」をうっかり見逃してしまったので、せめてもと追悼盤を聴いています。

今朝のようなしとしと降る雨の日には、なんとも心に沁みます。。

子供のころ、母親がよく着替えのときに口ずさんでいたテレサ・テン。
「別れの予感」とか「「愛人」とか、小学生の私にはその歌詞の重みはよくわからなかったけど
メロディが覚えやすく、いつの間にか私も口ずさむように。

久々にテレサ・テンの歌を聴いていると、改めて「日本語」の響きの美しさを感じます。
しっとりと艶やかな歌声。梅雨の時期を少しセンチメンタルなものに変えてくれそうな気がします。

OPEN SKY


昨日から始まった授業の1回目。
講師はメディアアーティストの八谷和彦さん。

アーティストの方となんて、イベントでもない限り
同じ空間にいることなんてほとんどないので。。
教室で先生と生徒の関係でいることにまず不思議な違和感。

オープンスカイの話が面白かったです。
http://www.petworks.co.jp/~hachiya/opensky/

・日本が実は飛行機 生産数ゼロな国であること。
・「翼をください」がベトナム戦争時に作られた反戦歌であったこと。
・でも、もしかして作れないって思ってるだけで
 実は自分たちの飛行機、作れるんじゃない?って
 思って始まったオープンスカイ プロジェクトのこと。

いろんな「へぇ~」が積み重なって、
気がつくとなんだかとてもウキウキ。
ナンだろうナンだろうこの感覚は・・と思ったら
子供のころ、自分が不思議に思ったもの・作りたいと思ったものを
探求するときの気分にそっくりなのでした。

帰り道、「翼をください」を口ずさんでみると
小学校の合唱以来久々に歌ったせいか、
あのころと違う響きが聴こえました。

記憶を失う、ということ。

試写会のチケットを入手したので、会社の人と見てきました。
「私の頭の中の消しゴム」

「泣かされる映画」でした。特にラスト30分ね。
(決して「泣ける・泣きたくなる映画」ではないのだ。そこ要注意)

お世話になった先生が作品の原案者なので、リメイクする部分での苦労などを勝手に察しつつ。なんていうか、韓国の泣かせ方ってダイレクトだ。もっと言ってしまうと「わかりやすい」し「結構大味」。(それが悪いことでは決してないのだけど)

ところで、本題。
この作品のヒロインは、記憶を失っていくという病気に犯されるのだけど、
これってかなり怖いです。
主人公の年齢が私と大差ないので余計身につまされる。
若年性は可能性が低い、というのがあるので安心できるようなもので。
自分が自分でなくなってしまう恐怖。
ある意味肉体的な病よりずっとずっと怖くて悲しい。

そんなことを思いながら家路に着いたら
鞄の中に鍵が見当たらない!!
焦って探すも見つからず・・同居人に電話して開けてもらったのだけど。
家についてから、鞄の前ポケットをあけたら鍵が出てきた。

普段そこに入れないのに。自分で入れた記憶もない。

・・・・単なる物忘れってことにしておこう。

ライラック色の空。

渋谷で18時のこと。

仕事を終えて会社を出ると
空がとっても不思議な色をしていました。
ピンクから紫色のグラデーション。

めったに見れない空の色。
運良く持ってたデジカメでパシャリ。

お月様までうっすら見えます。

旅する音楽

ここ1週間ちかく、気づくと井上陽水の曲が
アタマの中で流れている。

きっかけは多分、先日学校の同期生が上海に行ってきたこと。
彼の道中blogを読んでいたら、ふとアタマの中で
陽水の「なぜか上海」が流れ始めた。
(上海つながりってのが我ながら単純)

先週大阪の友人からもらったメールのタイトルは「東奔西走」。
そしてまた陽水氏の「東へ西へ」が。

久々に思い出したら懐かしくなって、
ベストアルバムを棚から取り出す。

陽水の曲は、なぜか旅情をかきたてる。
そういえばTV版「深夜特急」のエンディングも
「積荷のない船」だったではないか(←名曲!)。

結局のところ、私は旅に出たいのだと思う。
陽水の曲を聴いたからそう思ったのか、
旅に出たい気持ちが陽水の曲を思い出させたのか、
どっちが先かは自分でもわからない。

次の旅にはどんな曲を連れていこうかな?