八谷和彦さんの展示 OpenSky2.0をみに初台にあるICCに行ってきました。
以前書いたことがあるとおり、1年ほど前に学校で先生と生徒という立場で3ヶ月間ご一緒させていただいたことがある八谷さん。私はいまだに八谷先生と呼んでいます。
その八谷先生が今やられているのが、あの「風の谷のナウシカ」に出てくるメーヴェを作っちゃおうというプロジェクト オープンスカイなのです。
平日の閉館間際だったせいもあって、それほど混んでない中ゆったり見ることが出来ました。
こじんまりとした空間に広がるオープンスカイの世界。心地よい風が吹き抜ける感覚。
これまで写真やビデオでしか見たことのなかった実機を間近で見れて
やっぱりワクワクしました。フォルムがつるりとしていて美しかったです。
プロジェクトのこれまでを記録したムービーや写真たちからも、
伝わってくるのは、ただただ心地よい風。なんなのだろう、この気持ちよさは。
かつて先生は「僕はアーティストだから、やっぱり美しいものが見たいし見せたい」
というようなことをおっしゃってたと記憶しているのだけど、
そのコトバを改めて実感しました。観る人を惹きつける魅力が、確かにあるんです。
でも単に心地よいだけじゃなく。写真の一つ一つ、そこに八谷先生自ら手書きで
書かれたコメントのひとつひとつを読んでいくと、その気持ちよさの裏にある
八谷先生の物事に対する姿勢、戦い方のようなものがひしひしと伝わってきて。
静かな戦い方に、なぜか泣かずにはいられませんでした。
ただひとつ残念だったのはオーディオガイドを聞き逃してしまったこと。
先に行った友人の話だと、あのナウシカの島本須美さんがやられているとのこと!
想像しただけでテンションあがりますって。あぁーザンネン><
参考URL:
オープンスカイ
OpenSky日誌(八谷先生のblog)